「ユーチューブ」での閲覧回数は合計で200万回
動画投稿サイト「ユーチューブ」ではこのCM映像が複数アップされており、閲覧回数は合計で200万回を超えている。コメント欄でも、「これはナイキの素晴らしい仕事だ」「いままで見た中でもっともいいCM、天才だ!」「フットボールの何が素晴らしいかを全て見せてくれるCMだね」といった「ベタほめ」する書き込みが世界中から寄せられている。
国内のネット上でもブログやニコニコ動画などで評判になっており、「何度見てもいい!」「どうやって撮っているんだ」「ピッチレベル目線が体験できてすごい」などと評判になっている。
このCM映像を撮影したのは、マドンナの夫、映画『スナッチ』で有名なガイ・リッチー監督。J-CASTニュースがナイキから入手したメイキング映像では、実際にサッカー場で有名選手たちがプレーしている場面を撮影していることが分かる。マテラッツィに主人公がショルダーチャージを受けて、直後にイブラヒモビッチが得点を決めるシーンでは、マテラッツィが撮影しているカメラに何度も衝突し、実際にパスをつないでイブラヒモビッチが豪快にゴールにボールを蹴りこんでいる。カメラが実際にピッチ上でボールを追っているため、あたかも名門クラブのサッカー選手になった気分になれるというわけだ。
ナイキ・ジャパンはJ-CASTニュースに対して
「我々にとって今回のCMは、今までにない、非常にユニークでとてもメッセージ性にとんだCMになったと思っているので、見いてただいた皆さんにも評価いただけたのは非常に嬉しいですね」
と話している。