売れるかどうかの鍵は価格
ユーザーのあいだでも「ソフトバンクがiPhoneを販売する」ことが大きな話題になっており、「なんだかんだで売れるんだろうな~」「SBじゃなければ買うんだけどなぁ。。去年買ったdocomoの2年縛りが恨めしい」「メール打ちにくいのが日本市場では致命的」といった書き込みがネット掲示板などで相次いでいる。
ヤフーが行った意識調査では、「iPhone発売は携帯各社のシェア争いに影響すると思う?」との問いに対し、08年6月6日夕方現在で43%が「大きく影響する」と回答。34%が「少し影響する」と答え、「あまり影響しない」は19%、「全く影響しない」は4%だった。少なくともネットユーザーにとって「iPhoneがソフトバンクから発売」というニュースは大きなインパクトがあるものだったようだ。
携帯電話に詳しいジャーナリストの松村太郎さんはJ-CASTニュースに対し、「売れるかどうかの鍵は価格」と指摘する。
「米国では、iPhoneについてはセキュリティを強化した新しいソフトが出るなどして、ビジネスユースに対応するようになっています。日本では、(携帯電話の市場は)2台目の市場になっており、3~4万円の価格に押さえられれば大ヒットの可能性があるでしょう。7~8万円だと、2台目としてのニーズに応えられないかもしれません」
アップル社は2008年6月9日に新商品のイベントを開く予定で、そこで日本で販売される「iPhone」の実態が明らかになる可能性がある。海外の報道を見てみても、ソフトバンクが販売する「第3世代通信対応のiPhone」に注目が集まっている。