人気漫画ミュージカル出演予定 17歳タレントネットで叩かれ降板

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プロデューサー「イメージに合わない」

   岡山外潤さんの所属事務所マネージャーは、

「彼女に対してとはいえ、出演を漏らしたことは問題です。本人も深く反省しています。また、誤解されるような写真をネット上に載せたりしたことも、モラルの面で問題があります。ファンにとっては大切な役柄という重要さへの認識にも欠けていました」

と話す。岡山さんは当面、芸能活動を自粛し、演技のレッスンに励むという。

   一方、ミュージカル「テニスの王子様」製作委員会の参加会社マーベラスエンターテイメントのプロデューサーは、岡山さんを降板させた理由をこう説明する。

「彼が『跡部景吾役にふさわしくない』というネット上のファンの声を考慮しました。大事なキーパーソンの役と考えており、彼がイメージに合わないということです」

   喫煙などの事実関係やビジネスの約束事が破られたことだけを判断したわけではないという。「われわれは、夢をつくる仕事をしています。出演者にどこか欠けた人がいると、お客さまも夢を見られないことになります。その点を考え、総合的に判断しました」

   所属事務所や製作委員会では6月4日、公式サイトで「テニスの王子様」ファンに今回の降板をお詫びする一文を掲載した。岡山さんも謝罪文を寄せている。代役については、無名でもフレッシュな人と交渉中だという。

   今回の降板劇について、芸能評論家の肥留間正明さんは、こう語る。

「舞台はキャスティングする演出家のもので、気に入らないと俳優を降ろすことはよくあります。今回は、事務所が制作サイドに配慮して、タレントにきついことを言っているようですね。役者は、仕事を選べないつらい仕事で、本人は厳しさを学ぶ機会になったのでは。しかし、才能があれば、見捨てられずに引っ張られることはあるでしょう」
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