これぞまさにインディペンデント?
一方で、ZEEBRAさんを応援するカキコミもある。
「言ってる事には同意。スポンサーだとかレコード会社の利権で賞が決まるんだったらやらない方がマシ」
「これを機に、またギドラでメディアに一発ぶちかましていただきたい」
「はっきり言って見直しました。自分一人でYouTubeにアップしたのなら、何のフィルターも通ってないですもんね。これぞまさにインディペンデントかと」
ZEEBRAさんのこの発言をMTVジャパンはどう思っているのだろうか。同社「MTV AWARDS」担当者はJ-CASTニュースの取材に対し、
「コメントする事はない」
ということだった。
「ヒップホップのラッパーを目指す人のラップ入門」「ラップがわかる・できる本」(いずれも自由現代社)などの著書があるラッパーのMC一寸法師さんはJ-CASTニュースの取材に応じ、動画を見る限り、Zeebraさんはどこかのレコード会社に対して怒っているのだろう、と説明した。また、スポンサーの顔色伺って、やりたい事も出来ず言われたままの操り人形になったままでデビューする、そんなアーティストもいるのだという。ただし、
「デビューへの近道として、スポンサーに頼る方法を選んでいるだけ、とも言えます。スポンサーがいなければ成り立たない事も事実です。ただ、そこからが大切で、その後に自分のやりたい事をし、やりたい事を形に残せればそれはそれでいいと思います」
つまりはアーティストとしての「生き様」が大切だということなのだという。