「制限することもある」と正式にユーザーに伝える
今回のガイドラインでは、突出したヘビーユーザーに対し正式に「制御(制限)を行うこともある」という意思を伝えた形だ。日本インターネットプロバイダー協会の木村孝会長補佐によれば、ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)も毎年1.3~1.4倍と容量を増やしているものの、ファイル交換ソフトで使われる量はそれを上回るほど増加。一般ユーザーも「ユーチューブ」や「ニコニコ動画」など見る機会が増え「渋滞」が心配されているのだという。
「ファイル交換ソフトが悪いといっているのではなく、いつでも自由に使えるのが理想ですが、渋滞を避けるために、トラフィックが集中する午前零時前後のファイル交換ソフト使用を控えてもらえれば」
と話している。