宇宙飛行士の星出さん「応援ソング」 同級生達が「ユーチューブ」にアップ

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   宇宙飛行士の星出彰彦さん(39)の「応援ソング」が動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップされ話題になっている。中学・高校時代(茨城県私立茗渓学園)の星出さんの同級生たちが集まって作ったオリジナル曲で、タイトルは「ロボットアームで抱きしめて」(仮題)。

「銀河鉄道999」が宇宙を目指すきっかけ。

17歳。高校の水泳部のみんなと(中心が星出さん)
17歳。高校の水泳部のみんなと(中心が星出さん)

   この歌は星出さんの同級生だった梅村太郎さんが作詞、塙裕介さんが作曲・歌を担当している。作詞した梅村さんによると、星出さんは子供の頃から宇宙飛行士になることを目指していて、そのきっかけになったのは子どもの頃に見たアニメ「銀河鉄道999」。歌詞にアニメに登場する「999」「メーテル」という言葉をどうしても入れたくて、原作者の松本零士さんに直談判。許可を得、作詞にも加わってもらったのだという。「宇宙を特別な場所ではなく、もっと身近な場所にしたい」という星出さんの思いが曲のテーマだとしている。

   歌詞は、

「こちら宇宙ステーション『きぼう』より・・応答願います・・」
宇宙なんて あんがい近いもんさ 直線400キロ 車で4時間
宇宙なんて あんがい近いもんさ 君の住む三丁目 通り雨が見える
ここは宇宙の最初の駅 いつか停まる「999」
ピンクの月 カノープス オーロラ突き抜けて

と続く。

スペースシャトルに6月1日搭乗

   もともとこの「応援ソング」は、9年前に星出さんが宇宙飛行士になったときに、中間達と居酒屋でカンパイしていたときに思い付いた企画。いよいよ宇宙に飛び立つことが決まり、「約束通り」完成させたものだという。「ユーチューブ」にアップしたのは、星出さんがインターネットを使ってどこからでも見られるように、ということだそうだ。

   星出さんは、日本時間6月1日にスペースシャトル・ディスカバリーに搭乗。国際宇宙ステーション(ISS)の有人宇宙施設「きぼう」に向かい、到着後はロボットアームを使って実験室をISSに設置するなどの作業を行う。

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