長野県職員「大阪府の職員に同情する」
昼休みなどに喫煙する職員は庁舎の外に出てしまい、県庁周辺の歩道でプカプカやるため、「みっともない」「吸殻や灰で歩道が汚れる」などの苦情が出たのだ。県庁側としても、
「子供も通る道でのタバコは危険で、タバコを吸っている姿も子供に見せられない」
などとして敷地内に「分煙室」を作ることに決めた。また、来庁する県民の喫煙者からも相当な苦情が来たようだ。
「隠れて吸ったり、住民の目を気にしなくてもいいわけですから、肩身の狭い思いをしなくてもよくなったのは確かです」
という話だった。
大阪府庁の担当者はJ-CASTニュースの取材に対し、職員の喫煙率はおよそ26%で、
「一気に喫煙するのはしんどいところがあると思います。ただし決まった以上は、昼食時の喫煙マナーについても周知、啓発し、全面禁煙を継続していきます」
とJ-CASTニュースに話した。全面禁煙の「先輩」長野県庁の担当者は、今回の大阪府の施策について、自分達の経験を振り返り、
「大阪府の職員(喫煙者)に同情する部分もあります」
と話している。