トヨタも2010年にはリチウムイオン電池搭載車を投入
トヨタも2010年にはリチウムイオン電池を搭載し、家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車を投入すると表明している。トヨタと松下が共同出資する電池生産会社「パナソニックEVエナジー」(静岡県湖西市)は、静岡、宮城両県に量産体制を実現するための新工場を建設する方針を今月明らかにした。湖西市に建設を進めている工場と合わせると、年間100万台分に相当する生産体制が整う。
一方、三洋はVWとリチウムイオン電池を共同開発する方針だ。両社は12年をめどに、VWが生産するハイブリッド車や電気自動車にリチウムイオン電池を搭載する計画だ。三菱自動車もジーエス・ユアサなどと電池を共同開発する合弁会社を設立、09~10年をめどに量産を目指す。日立製作所も、米ゼネラル・モーターズ(GM)が11年に北米で発売する予定のハイブリッド車に、リチウムイオン電池を供給すると発表している。