ハリウッド映画「インディ・ジョーンズ」などで知られる人気俳優ハリソン・フォードさんが、胸毛を粘着テープで抜かれてしまう。そんなCMが投稿動画サイト「ユーチューブ」にアップされ話題になっている。熱帯雨林の破壊防止を訴える広報CMで、「熱帯雨林の伐採や焼畑は、これくらい痛い!」と主張している。
テープが剥がされ「本当に痛い!」
テープには胸毛がびっしり!
このCMは、自然環境保護団体「コンサベーション・インターナショナル(CI)」のもので、フォードさん自身もCIの理事を務めている。内容は、熱帯雨林の伐採や焼畑などがどれほど世界の気候に悪影響を与え、人間、動植物が危機に瀕している事などを訴えている。
「ユーチューブ」にアップされた問題の場面では、診療室のような場所にフォードさんが入ってくるシーンから始まる。上半身裸になると、胸には映画で度々目にするあの形のよい胸毛が。イスに横になると、白衣を着た女性が、胸毛にゲル状の脱毛剤を塗りつける。フォードさんは、
「熱帯雨林が伐採されたり燃やされたりすると、何トンもの二酸化炭素が排出されます。それが気候を変えるんです」
と語り始める。すると女性は、大きな粘着テープをフォードさんの胸に擦り付け、一気に引き剥がす。テープはフォードさんの顔を直撃。
「どこのどんな小さな熱帯雨林でも、引きはがされると痛いものです。(テープが剥がされる)本当に痛い!」
と顔を歪める。テープには胸毛がビッシリ、貼り付いているといった内容だ。