角川グループホールディングスは、2008年6月から米グーグル傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ(YouTube)」を利用した広告事業を試験的に展開する。角川のアニメのプローモーションの一環で、ユーザーの自社のアニメ動画の投稿を促す。
角川は2007年からグーグルの画像認証プログラムの開発に参加してきたが、これを利用して自社アニメ作品の投稿を角川が許可。その動画に広告をつけることで、角川やアニメの権利者、動画の投稿者、グーグルで広告費をシェアする。投稿が許可されるのは、DVD版発売前のアニメに限られ、投稿できるアニメ映像の時間にも制限がある。