「オーバートーク、販売員にあった」
バイオシーパルスはJ-CASTニュースの取材に対し、なぜ自分達が訴えらなければならないのかわからない、と話した。同社によれば、訴えを起こした6人は一般消費者ではなく、同社にとっては「代理店」なのだそうだ。同社はいわゆるネットワーク販売をしていて、機器の購入者は「会員」になり、数多く購入したり、別の購入者を紹介すれば報酬が上がる仕組みだ。会員は現在1万4千人。
同社の担当者はJ-CASTニュースの取材に対しこう話した。
「水の波動で健康が維持できるという商品のため、製品の箱には『病気やガンが治るとかいうことは無い』というステッカーを貼り、販売員にも、病気の治癒を期待するお客様には売らないでくれ、と指導してきた」
という。そしてこう言い訳した。
「(病気が治るなどの)オーバートークが販売員にあったことは確認している。それを完全に無くせなかったのは当社のせい、と言われましても・・・」