「毒を薄めるという点では共演はいいのかもしれない」
「クリエイターズ会議・大和」はネットでも投票を受け付けている(HPより)
「せんとくん」を管理している平城遷都1300年記念事業協会と「クリエイターズ会議・大和」のあいだではいまのところ話し合いや「共演」の打診はない状態。ただ、このままでは、公式キャラクターとしての「せんとくん」と市民が選んだ独自キャラクターが対立したまま1300年祭を迎えることになりそうだ。
しかし、田中事務局長はJ-CASTニュースに対し「共演もあるかもしれない。うまいこと落ち着くのがベター」との見方を示しており、「共演は可能」との見方を示している。また、商店街側からも「『毒を薄める』という点では共演はいいのかもしれない」といった声もあがっており、県の事業計画に不満を持っていた人たちからも「共演」を望む意見がある。
一方の平城遷都1300年記念事業協会は
「1300年祭を盛り上げたいという気持ちは一緒だと思う。決して我々は排除しようとは思わないし、共に事業を盛り上げていける方法があれば見つけたい。せんとくんとの『共生』もできれば検討したい」
と話しており、「共演」に前向きな様子。せんとくんと「市民キャラ」の「夢の共演」が実現するなんて可能性も十分にありそうだ。