亀田父「契約解除問題」激白 協栄ジムとのトラブル認める

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   ボクシング「亀田一家」の亀田史郎氏がテレビ出演し、契約解除問題について「激白」した。所属していた協栄ジムが「亀田側との間には問題はないと認識している」との見解を発表しているが、史郎氏は「契約解除したのは何か理由があるから」「東日本ボクシング協会は調査するべき」などと主張し、協栄ジムと亀田サイドのあいだでトラブルが生じていたことを認めた。

協栄ジム側は「問題がない」とコメント

   亀田史郎氏は、テレビ朝日系情報番組「スーパーモーニング」の単独インタビューに応じ、契約解除問題について告白した。

   協栄ジムと亀田兄弟は2008年5月9日に契約を解除した。解除に至ったのは、金銭面での双方の主張の相違からと思われていたが、亀田兄弟の後援会会長がファイトマネーの未払いを指摘したことでトラブルが表面化。協栄ジムはこれを受ける形で、08年5月15日に「協栄ジムと亀田プロモーションの間には問題がないと認識している」とのコメントを出していた。

   また、ジムに所属していない選手は国内での試合ができないため、亀田側は東日本ボクシング協会に一時的に身分を預かってほしいと申し入れている。協会が身分を預かるかどうかは6月9日に決まるが、亀田兄弟はすでにメキシコに旅立っている。

   その決定を前にして、史郎氏は契約解除報道に「クレーム」をつけたかったようだ。番組で「テレビで話そうと思ったきっかけ」を聞かれた史郎氏は、のっけから「契約解除」をめぐるテレビ報道について次のように「口撃」。

「わかりもせんとな、空想のままでな言われたら、世間のテレビ見てる人は真に受けるわけ。そんなことしてたらなんぼでも俺らのイメージが悪くなるばっかしやんか? だから、俺らいったい何したの、と。わかる? 殺人おこしたんかと、犯罪なんかしたんかと、な? 子どもらなにやしたんかと? そこまでやな、よってたかってやな、みな」

   さらに、インタビュアーの小木逸平アナが「契約解除の報道が気に食わないのか」と聞くと

「気に食わないじゃないねんで。当たり前のことは当たり前のことやから。テレビ出てるやんか。座っている人おるやんか。あんな人ら正直何がわかってるの?何が分かって言うてるの俺らのこと?いいかげんなこと言うたらあかんということ」

と時折声を震わせながら、「契約解除」問題で意見を述べているコメンテーターについて怒りをあらわにした。しかし、「契約解除」問題について聞かれると、

「契約解除したのは何か理由があるからやんか! 何も理由がなかったら契約解除もジムやめたりも何もせえへんか。理由があるからやんか。な? その理由はいま説明する訳でもないやんか。真実はひとつやから」

と具体的な経緯などについて口を閉ざしたまま。

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