マネージャーやDVD制作会社は否定
ブログ告白というグラドルの逆襲に対し、事務所やDVD制作会社の言い分はどうか。
ほのかさんは、3月26日付日記で、所属事務所を辞めたことを明らかにしている。現在、ほのかさんと仕事をしているエムズファクトリーによると、契約はなくフリーで、マネージャーがキャスティングを担当しているという。このマネージャーは、J-CASTニュースの取材に対し、最新2作のDVDは手掛けたとして、パッケージの件については次のように述べた。
「（ほのかさんは）イヤだとしょっちゅう言うので、『使わないで』と言ったかもしれない。たとえそうだとしても、打ち合わせでこのことは話しています。気分でイヤと言われても…」
また、ギャラの不払いについては、「3か月から半年後に支払われることになっており、2作のギャラは確実に支払います。前の所属事務所は倒産しており、私個人は分かりません」とした。交通費は基本的に出ず、イベント出演料はDVDのギャラに含まれているという。
さらに、マネージャーは、ほのかさんについて、「ロケが沖縄から栃木日帰りになったとき、『話が違うじゃないか』と言われました。責任をもって仕事をしてほしい。ブログはあやふやな書き方なので困ります」と苦言を呈する。また、グラドル一般については、「前日にドタキャンするなど、意識の低さ、バイト感覚が目立ちます」、使い捨て批判には、「アイドルは売るのに金がかかるので、そういうことはありません」と話している。
DVD制作会社も、とんだとばっちりを受けた形だ。「なかよし学園」を制作した発売元のスパイスビジュアルでは、J-CASTニュースに対し、「（ブログの件は）えっ何でという感じです。マネージャーからは、女の子がNGを出しているという話はありませんでした。ブログのことで迷惑していて、マネージャーには困りますと話しました」と答えた。
パッケージは、同社が選んだというが、今回のケースでは裸に見える写真を意識的に使ったことは否定した。ただ、売るためにこうした写真を使うことについては、「何とも申し上げられない」としている。そのうえで、「女の子がNGなら、NGで対処しています。グラビア界は、節度を持って仕事をしていると思います」と話している。