有名「戦場記者」の呆れた「詭弁」 光市判決めぐる「引退」宣言を無視

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

元少年に「もちろん肩入れしています」と公言

   当然のことながら、綿井氏がジャーナリストを辞めることが予想されたが、4月26日のブログで同氏は「そもそも『死刑判決が出たら辞める』とは書いておりません」と驚きの主張を展開。

「私が掲げた『2つの辞める条件の両方』(『なおかつ』と書きましたので)と照らし合わせると、両方ともに該当するわけではない」
「弁護側の弁論全体に対して『荒唐無稽』という言葉を使っているわけではない」
「(判決では)検察側の言う『一切見出すことはできない』とは書いていない」

と「新供述」をし始め、「私の引退を期待・待望された多くの方(?)には本当に申し訳ないが、今後も私は取材活動を続けます」とこれまで通り、ジャーナリスト活動を続けると宣言したのである。普通の人には、なかなか理解するのが難しい理屈だ。

   さらに綿井氏は、「『辞めないで』『応援してます』『がんばってください』などという声の方は気持ち的にはうれしいですが、私にとってはむしろ『敵』とみなしています」などと、同氏に共感する読者や視聴者を敵に回すかのような主張まで展開している。

   これにはネット上で、「自分の書いたことに対して責任もてない人に『ジャーナリスト』なんて名乗る資格無い」「まぁ、所詮こんなもんだよね」「言葉遊びもここまで極めるといっそ見事だね」といった批判が相次いでおり、綿井氏を評価していたブロガーのあいだでも失望を呼んでいる有様だ。

   この事件について元少年の被告に「もちろん肩入れしています」と公言する綿井氏。それが「報道全体のバランス」などと主張している。

   J-CASTニュースでは、綿井氏が所属するジャーナリストのネットワーク組織「アジア・プレス」に電話してみたが綿井氏は「取材で不在」とのこと。5月1日からメールでの問い合わせをしているが、未だに返答は寄せられていない。その一方、ブログは更新されている。

1 2
姉妹サイト