コメント欄には、「ミクの声じゃない」などの否定コメント
同研究会の進行プログラムにはこの技術について、
「ユーザ歌唱を真似る歌声合成パラメータを自動推定するシステムの提案」
としか書かれておらず、何なのかさっぱりわからない。ネット上ではこの新技術がどんなものかという推測がされていて、例えば、「ミク」を「調教」する際に、自動的にベストな歌に仕上げてくれる「便利アイテム」ではないか、というものや、
「人間が前もって歌った歌を元に、『ミク』の各種パラメータを自動的に調整。『ミク』に歌わせることができるのだろう」
というものも出ている。
どちらにしても、「ミク」の「調教」が楽になり、しかも、いっそう人間に近い歌声になるのだとすれば、ファン達にとって嬉しい事だと思うのだが、ネットの反応は複雑だ。「ニコ動」のコメント欄には、08年5月2日に「ミクの声じゃない」などの否定のコメントが増え始めた。「2ちゃんねる」にもスレッドが立っていて、
「確かに人間っぽさが出てたけど、それってボーカロイドの良さをスポイルする一面があるし。アニメ美少女が見れると思ったら三次女だった、みたいな」
「無駄な技術だな。人間らしくを追求するなら実際に人間に歌わす。機械的無個性だからこそ初音ミクがウケたんだろ」
などの意見が出ている。ファン心理というのは複雑だ。