「大体、お笑いなんて反逆的なことじゃない?」
さらに、
「この人おかしいよ。お笑いのくせに、愛と涙ばっかしやりやがって。インチキくせえことばっかり。お笑いなのにギャグやんないんだから」
「大体、お笑いなんて反逆的なことじゃない?国に媚び売るような芸人なんて面白くない。そういうのは星野仙一さんに任せておけばいいんだよ」
などとヒートアップ。萩本さんのお笑い芸人としての在り方に疑問を投げかける形になった。
この刺激的な発言に、ネット上では激論が繰り広げられている。例えば「2ちゃんねる」のニュース関係の掲示板では、スレッドは7本目に突入。内容はというと、
「これは正論 たけしが面白いとか関係なく正論」
「売名行為に必死」
といった、萩本さんを非難するものと、
「タケシ文化人気取りで気持悪い」
と、「どっちもどっち」といった趣旨のものが入り乱れている。
ただ、萩本さんをめぐっては、06年7月自身の球団のメンバーが不祥事を起こし涙ながらに謝罪したり、07年8月には、「24時間テレビ『愛は地球を救う』」の中で70キロのマラソンを完走し視聴者の涙を誘ったりするなど、「涙」に関連して登場することが多いのも確か。その分、「お笑い芸人」としての萩本さんの存在感は低下している。