「釈明」も逆効果、騒動がさらに拡大
青山学院大によれば、同大学長の意向を受けて、同大の副学長、学部長が2008年4月25日に瀬尾准教授を口頭で注意。同大ホームページに、伊藤定良学長名で、ブログでの発言が同大の理念や教育方針に照らして適切ではないとして、謝罪するコメントを同日に掲載した。
一方、瀬尾准教授は翌4月26日に「確かに多くの方たちの心を傷つけるような記述があり、深く反省しております」とする「お詫び」をブログに掲載したが、その後、学長に口頭で注意されたとする報道に対し、「注意をうけた事実もない」と反論。
「書き方は悪かったと反省しておりますが、私は幼児を0.5と数えたわけではありません」
とも釈明した。「証拠」としてブログの「コピー」を示したが、その部分が書き換えられていたため、「反省してない」としてネットユーザーのあいだで騒動がさらに拡大した。
こうしたこともあってか、青山学院大学広報課によれば2008年4月28日現在でも「電話がひっきりなしで、かなりの数の抗議が来ている」という。