長野市内で2008年4月26日に行われる北京五輪の聖火リレーで、第1走者を務める野球日本代表監督の星野仙一さん(61)は24日、日本テレビのニュース番組に出演して思いを語った。そこで、星野さんは、約3000人の警察官らによる厳重な警備については、「あんな警備は必要ない。五輪、スポーツを愛する人と楽しく走りたい」と打ち明けた。
また、チベット問題で中国への批判が高まっている中でリレーに参加することについて、「私は野球人の代表として走る。走るからといって中国支持ではないし、走らないからといってチベット支持ではない」と話した。一方、「こういうことが起きるということは大国・中国にも何かあるのでは」と懸念も明らかにした。