日本の企業の63%が人材不足を感じていることが、人材派遣会社のマンパワージャパンが2008年4月22日に発表した08年4-6月期の雇用予測調査でわかった。
07年に比べて、「人材不足を感じる」と答えた企業が2ポイント増えた。人材不足を感じている職種には、営業・販売職や事務・秘書、IT関連技術者やエンジニア、煉瓦職人や大工、家具職人、配管工といった高いスキルをもつ職人などが上位を占める。
また、07年第2四半期でベスト10外だったマーケティングや広報職、機械工、研究所といった職種で不足感が高まり、ランク10入り。かわって労働者、教師、営業管理職がランク外に消えた。調査は1月下旬に行われ、894社が回答した。