人気アイドルグループ「SMAP」の歌があまりに下手すぎることに呆れ、アメリカのカリスマギタリストが「一緒に演奏できない」と激怒した。こんな本当とも噂ともつかない話が話題になっている。ネット上でも「SMAP」には歌唱力がない、とする見方がほとんどだ。ただ、歌が下手だというバッシングよりも、「下手なのも個性」といった寛容な反応が多いのが不思議だ。
歌手としてそこそこなのはキムタクぐらい?
「SMAP」がカリスマギタリストから激怒された、と報じたのは「週刊文春」の2008年4月24日号。記事によると、08年3月24日に放送されたフジテレビ系バラエティ「SMAP×SMAP」の収録で、ゲストで来ていたアメリカのスーパーバンド「TOTO」のスティーブ・ルカサーが、「SMAP」の余りのレベルの低さに呆れて激怒。「TOTO」の他のメンバーに宥められ、その場が収まったのだという。その後、スティーブのボイストレーニングを受けた、というオマケまで書かれている。
スティーブといえば、元々はスタジオミュージシャンで、大物アーティストを相手に、どんなスタイルの音楽であっても一発で最高のプレイを録音する、と絶賛されたカリスマだ。それだけに、日本のトップアイドルの歌唱力が許せなかったのかもしれない。
「週刊文春」の記事がどこまで本当か定かではないが、「SMAP」は「歌手としてそこそこイケるのはキムタクぐらい」と昔から言われていて、リーダーの中居正広さんに至っては「(全員で歌っているときに)オレのマイクだけオフになっている」と発言したことがある。さらに、とんでもない声を出して、音程を外し歌う「ネタ」さえ披露している。