カレーで「メタボ予防」? 専門家「スパイス効果」指摘

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一日中テレビの前に座っているようではもちろんダメ

今回注目されたカレーに入っているスパイス「フェヌグリーク」
今回注目されたカレーに入っているスパイス「フェヌグリーク」

   とはいえ、当然のことながら漫然とカレーを食べていればメタボ予防につながるというわけではない。この研究発表のあとではメータさんなどが考案した「メタボ予防」になりそうなカレーレシピも公開された。

   メータさんが考案したのはやはり、フェヌグリークを使った「とうがんと豆のカレー」「ラムのカレー」。

「フェヌグリークは苦いので、使うのは小さじ4分の1、2杯。毎日少しづつ使うのが味の面でも、健康の面でもバランスがいいです」

   メータさんは「メタボにもいいですよ」と笑顔を見せたが、一方で「日常生活が重要。一日中テレビの前に座っているようではダメです」とも。

   また、分とく山総料理長の野崎洋光さんもカレーレシピを発表。野崎さんは、「家庭料理がおいしいのは、食べ飽きない味だから。流通が発達した現代では、家庭でおいしいカレーを食べるには、煮込みすぎず、味を濃くしないのがポイント」とアドバイス。また、食べてエネルギー消費をするために噛むことがメタボ予防にも重要と指摘した。

   日本人の多くが「好物」にしているカレー。ちょっと工夫をすれば、カレーは「メタボ予防食」になる可能性がありそうだ。

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