「無線LAN」「オートメーション注文」などのアイデアが「採用」
実際にスターバックスに採用されたアイデアもある。同社によれば、来店前に注文して、客が店に着く頃に飲み物ができている「オートメーション注文」、マドラーとのみ口のフタが一体化した「スプラッシュ・スティック」、一口サイズのパン菓子や店舗内での無線LANシステム(Wi-Fi)の提供など、10件以上のアイデアがこれまでに採用されたという。
一方、日本のスタバの業績は、08年2月5日に発表した07年4~12月期の決算で、経常利益は55億6700万円、前年同期比55%増と、米国に比べてかなりの好調。テコ入れの必要性に迫られているようには見えないが、米スタバのアイデアに「大注目」といったところだ。
スターバックスコーヒー ジャパンの広報担当者はJ-CASTニュースに対し、「日本での展開は未定」としながらも、
「同じスターバックスとして注目しています。最初にスタートした時点で数百件のアイデアが寄せられたと聞いており、ブログ的な位置づけを超えて、本当にいい声を吸い上げていこうとしていますからね」
と話している。