●ブランド品の下着、「名前は入れたくない」
3歳児のA子が午睡時おねしょをしたので、汚れた下着は水洗いし、袋に入れておいた。延長保育を終え、帰る時、通園かばんの横に置いてあった袋がなくなっていた。その日は誰か間違って持って行ったかもしれないと謝り、明日探しますと伝えた。次の日、同じような時間に迎えにくる保護者に聞いたり、保育所のいろんな所を探したが見つからなかった。そのことをA子の母親に伝えて謝り、引き続き探すことを伝えてところ「我が子の着ている物はブランド品で高価なんです。どうしてくれるんですか。今までも何度か物がなくなったことがあるが、保育士が探すと言っても出てきた例がない」と強い口調が返ってきた。
日頃から、保育所は集団生活なんで持ち物には名前を書いて欲しいと何度も伝えていたが、「高価な物だから名前は書きたくないし、名札もつけたくない。それに名前を書いてしまったら、後で売れないからいやだ」と拒否されていた。