食品のネーミングに使おうとしたのだが…
J-CASTニュースが伊藤ハムに取材すると、同社広報は、「女子高生」の商標を99年に登録したのは事実だと認めた。しかし、ネットで話題になっている商標権で儲けようなどという思惑は無く、商標権を主張できるのは弁当、ピザ、ハンバーグなど食品に限った狭い範囲。
「あくまで商品化しようというのが目的です。女子高生は健康的なイメージがあり、ヘルシー志向食品やダイエットをイメージした食品のネーミングに使おうとしたわけです」
と話した。ところが、「女子高生」商標を使った伊藤ハムの商品はゼロ。これは、同社製品の顧客は主婦層が中心のため、「女子高生」のネーミングは「使いようがない」ということに気付いたからなのだそうだ。同社の「女子高生」の商標権は来年で期限切れ。継続を申請するかどうかは未定だが、使う予定が無い以上、手放すことになりそうだという。