韓国基地局から強力電波? ドコモ携帯、対馬で誤作動

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   長崎県の対馬で携帯電話を使って国内に電話をかけると、韓国に国際電話をかけた扱いになる誤作動が、07年4月からNTTドコモの一部の機種で発生している。韓国の基地局から、強力な電波が発信されているせいらしいが、その目的や意図は不明だ。

「国際ローミングサービス」端末で誤作動

   誤作動は改善されているというが、「電波の特性上、起こっていないとは言えない」と同社はいっている。

   誤作動が起こる可能性があるのは、日本で契約した携帯電話を海外でも使える「国際ローミングサービス」に利用登録している端末だ。今回のケースでは、韓国基地局から発信された電波を端末が受信。韓国内にいると勘違いされ、国際電話通話に自動的に切り替わったようだ。

   このサービスに対応している機種は現在38種。近々新たに4機種が追加される。NTTドコモは利用者に対し、国際電話モードに自動で切り替わらない設定をするよう呼びかけている。

   一方、KDDIとソフトバンクモバイルも同様のサービスを行っているが、「誤作動が起こったという報告はない」と回答した。

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