大食いは限界?ギャル曽根 テレビ東京「決定戦」で惨敗

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   「大食い女王」ことタレントのギャル曽根さん(22)が、大食い大会で苦戦している。人気番組「元祖!大食い王決定戦」では、07年秋に続けて敗退。しかも、惨敗ともいえる、みじめな負けっぷりだった。一体どうしたのか。

「魔女」から「修行して出直して来い!」と一喝される

大食い大会で苦戦しているギャル曽根さん
大食い大会で苦戦しているギャル曽根さん

   テレビ東京系の「元祖!大食い王決定戦」と言えば、ギャル曽根さんを一躍芸能界デビューさせた原点の番組。ギャル曽根さんは、女性大会で2連覇しており、2008年3月30日の決定戦は注目されていた。

   ところが、1回戦がなんと最下位通過。準々決勝では、苦手のココナッツ味だったエビフライに手こずり、涙を流しながら食べてやっと勝った。そして、準決勝は大接戦となり、計測でステーキ3グラムの差で惜敗、女性大会3連覇の夢は断たれた。

   決勝では、番組規定から「お世話係」という悔しい役回りになってしまった。さらに、優勝した「魔女」こと主婦の菅原初代さん(44)との次回対戦を誓うと、「修行して出直して来い!」と一喝されるほどだった。

   ギャル曽根さんは、男女混合だった07年9月30日の「元祖!大食い王決定戦」でも、途中敗退している。このときは、ビデオリサーチ社の調べで関東地区19.7%という高視聴率だった。が、今回の女性大会では、3連覇がかかっていたものの、同16.6%と視聴率が落ちてしまった。

   ギャル曽根さんが早い段階で苦戦・敗退したためなのか、それとも人気に陰りが出てきたのか。いずれにせよ、大食い芸そのものには、かつての勢いがないようなのだ。

   2ちゃんねるでは、スレッドがいくつか立ち、今後を心配する書き込みが相次いだ。「(ギャル曽根さんは)嫌いじゃないが最近キャラ作り過ぎで大食いは二の次みたいな感じだったから負けて欲しかった 赤阪さんや白田くんのようなハングリーさが欲しい」「『新人に負けるな』発言は確かにいただけなかった 言った本人は新人に負けたしな」「健康にはそろそろ気をつけたほうがいい」などだ。

フードファイターとしての人気は健在

   大食い芸のパワーが低下したのはなぜなのか。

   日刊スポーツの2007年11月9日付記事によると、ギャル曽根さんは、「(普段は)食べないです、全然」と話していた。また、アメーバニュースの同1日付記事によると、「本当は食うの嫌いなんじゃねえのか?」との噂があり、人に小皿にとって配るばっかりだった場面がテレビ関係者に目撃されているという。そうすると、本当は大食い芸が不本意なのか。それとも、食べ過ぎるなどして体調を壊したのか。

   真相は不明だが、「キャラ作り」の書き込みのように、最近は大食い以外の活動も目に付くのは確かだ。ギャルのキャラクターを強調するかのように、時東ぁみさんらと3人組ユニット「ギャルル」を結成し、07年6月30日に歌手デビューとなるライブを東京・渋谷で行った。また、07年12月16日には、全日本プロレスから招かれた早食いマッチに登場し、「今度はプロレスの試合もしたいです」と話していた。

   これらの動きは、路線転換を意味するものなのか。スポーツ報知の06年8月6日付記事によると、ギャル曽根さんは、芸能界入りに当たって、「自分にやれることはバラエティ、ドラマ問わず全部やってみたい」と語っていた。今後は、調理師免許、特技のマラソンを生かした芸能活動もあるかもしれない。

   もっとも、ギャル曽根さんは、フードファイターとしての人気が強く、再起を促す声が多い。

   今回の敗戦後には、ブログ「旅人の木(吉祥寺/三鷹 ラーメン店)店主の日記」が日記で、「ギャル曽根ちゃんのすごいところは、食べる量もそうだけれど、なにより、『食べ方がキレイ』。戦っているんだけれど、きちんと、淡々と綺麗に食べる。これがいかに難しいことかというのは、他の人たちを見ているとよ~くわかります」と書いていた。また、別のブログ「☆キラキラ☆絵菜'Sオシャレ&文芸room」では、「期待に応えられなくて『ごめんなさい』って何度もつぶやきながら頑張って食べてましたよ  見かけによらず素直そうなところが大好きです(中略)またファンになりましたよ  次は優勝してほしいっ 」と理解を示していた。

   決勝後に菅原さんへ向けた「もうちょっと頑張ってほしかったですね」という挑発。これは、自らへの叱咤・激励でもあったのか。

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