フードファイターとしての人気は健在
大食い芸のパワーが低下したのはなぜなのか。
日刊スポーツの2007年11月9日付記事によると、ギャル曽根さんは、「(普段は)食べないです、全然」と話していた。また、アメーバニュースの同1日付記事によると、「本当は食うの嫌いなんじゃねえのか?」との噂があり、人に小皿にとって配るばっかりだった場面がテレビ関係者に目撃されているという。そうすると、本当は大食い芸が不本意なのか。それとも、食べ過ぎるなどして体調を壊したのか。
真相は不明だが、「キャラ作り」の書き込みのように、最近は大食い以外の活動も目に付くのは確かだ。ギャルのキャラクターを強調するかのように、時東ぁみさんらと3人組ユニット「ギャルル」を結成し、07年6月30日に歌手デビューとなるライブを東京・渋谷で行った。また、07年12月16日には、全日本プロレスから招かれた早食いマッチに登場し、「今度はプロレスの試合もしたいです」と話していた。
これらの動きは、路線転換を意味するものなのか。スポーツ報知の06年8月6日付記事によると、ギャル曽根さんは、芸能界入りに当たって、「自分にやれることはバラエティ、ドラマ問わず全部やってみたい」と語っていた。今後は、調理師免許、特技のマラソンを生かした芸能活動もあるかもしれない。
もっとも、ギャル曽根さんは、フードファイターとしての人気が強く、再起を促す声が多い。
今回の敗戦後には、ブログ「旅人の木(吉祥寺/三鷹 ラーメン店)店主の日記」が日記で、「ギャル曽根ちゃんのすごいところは、食べる量もそうだけれど、なにより、『食べ方がキレイ』。戦っているんだけれど、きちんと、淡々と綺麗に食べる。これがいかに難しいことかというのは、他の人たちを見ているとよ~くわかります」と書いていた。また、別のブログ「☆キラキラ☆絵菜'Sオシャレ&文芸room」では、「期待に応えられなくて『ごめんなさい』って何度もつぶやきながら頑張って食べてましたよ 見かけによらず素直そうなところが大好きです(中略)またファンになりましたよ 次は優勝してほしいっ 」と理解を示していた。
決勝後に菅原さんへ向けた「もうちょっと頑張ってほしかったですね」という挑発。これは、自らへの叱咤・激励でもあったのか。