高校野球の「魔法のキス」 「ほっしゃん。」もブログで称賛

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   高校野球のマウンドで、選手による思わぬ「おまじない」が、ちょっとした話題になっている。捕手が投手を落ち着けるために「キス」をする、というもので、「ニコニコ動画」のニュースでも大量のコメントが付いているほか、お笑い芸人もブログで「名シーン」と称賛している。

   この「おまじない」が行われたのは、2008年3月30日に行われた選抜高校野球の3回戦。智弁和歌山(和歌山)と宇治山田商(三重)の対戦で、宇治山田商が8回裏の攻撃を行っているところだった。2死三塁という状況で、智弁和歌山からすればピンチを迎えていた。

   そこで智弁和歌山の森本捕手が林投手に駆け寄って、左のほおにキスをしたのだ。林投手ははずかしそうにほおを腕でぬぐったが、この効果があったのか、三振でピンチをしのぎ、試合自体も2対1で競り勝った。

   朝日新聞によると、このキスは、緊張しがちな林投手をリラックスさせるための「おまじない」なのだといい、07年秋の近畿大会準々決勝でも、この「おまじない」の効果があったのだという。

   朝日新聞のニュースサイトは、この話題を「魔法のキス、ピンチ救う」というキャッチーな見出しで報じ、ネット上でも注目を集めることになった。

「ニコニコ動画」で、1万5000回以上再生

   例えば、お笑い芸人の「ほっしゃん。」さんは、「『タッチ』にも無かった名シーン」というタイトルを付けてブログを更新。

「な、なんと ほっぺにキスをした!」

と驚きを表現したあとで、

「キャッチャーの事を『女房役』って言うけれども」

と、森本捕手と林投手の信頼関係を称賛している様子だった。

   また、「ニコニコ動画」で、合成音声でニュースを読み上げる「ニワニュース」でも、この話題を紹介。すでに1万5000回以上再生されており、コメントも700以上寄せられている。特にその中でも、「すげぇww」「ちょwww」といった、言葉にはなりにくい驚きの感情を表すコメントが目立っている。

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