「どないしてくれんや、ホンマ!」と恫喝
ところが、撮影者は軽トラックの男性ドライバーを
「どないしてくれんや、ホンマ!」
と恫喝。ドライバーが
「どうもすいません」
と力なく答えても、撮影者は
「いや、すいませんちゃうで!ほら、ぐっちゃぐっちゃなっとるがな、これ…。何急に出てきよんねん。確認ぐらいせんかい」
と、一方的にすごんだのだ。コミュニティーでは、撮影者のケガを心配する声があがり、撮影者は
「右手首捻挫です。土曜にMRIしにいかなければならないです」
「(バイクの修理代は)見積もりしてもらいました。約30万也。まっ保険会社が払うんですが…」
などと返信していた。
コミュニティー内では、何故か「当たり屋」を疑う声は出なかったが、動画が「ユーチューブ」や「ニコニコ動画」に転載され、騒動が拡大。特にニコニコ動画では1900を超えるコメントがつき、
「普通にインネンつけてるだけか」
「おいおい、あきらかにバイクがわるいじゃん」
などと撮影者への非難が相次いだ。この騒動のせいなのか、ミクシィに動画を投稿した撮影者はミクシィを退会している。
「当たり屋」とは、わざと交通事故を起こし、示談金をだまし取ることを「商売」としている人のこと。ただ、「動画」を公開した撮影者が接触した相手を恫喝しているのは間違いないが、実際に金品の要求にまで至ったかは不明だ。