開業3年で車両増強、本数も増やす計画
TXは秋葉原とつくばを最速45分で結ぶ
例えば守谷駅周辺ではマンション開発が相次いでおり、戸建住宅も市内各地で建設されている。また守谷市以外でも住宅の建設が進んでいるほか、流山おおたかの森、柏の葉キャンパス、守谷の各駅前には大規模ショッピングセンターが開業。08年秋には、研究学園駅前にもオープンする。
このように沿線地域の開発が進み乗客数の伸びも順調なことから、同社では、
「開業以来、駅の設備を改良したり、『早期地震警報システム』を導入するなどでサービス向上・安全の強化を図ってきました」
としながらも、今後についても
「08年秋には車両を4編成(24車両)増やして、運転本数を増やす予定です」
と話している。
またそれ以外にも、夏休みには広告スペースに沿線の小学生が描いた絵を飾る「こども美術館列車」を運行したり、地域の観光イベントと連携するなどして地域とのつながりを深めていきたい考えだ。さらに、08年3月15日からTX全駅でIC乗車券「パスモ」を電子マネーとして使えるようになったことを記念し、3月25日からは、パスモで500円以上の買い物をした人先着6万人に、マスコットキャラクター「スピーフィ」をデザインしたコースターをプレゼントするキャンペーンも行われる。