全国規模のゲーム大会で準優勝
金川容疑者はかなりのゲーム好きとして知られていたようで、2003年に秋葉原で行われた全国規模のゲーム大会で準優勝した実績を持つ。この大会の様子をレポートした、あるニュースサイトに掲載された記事では、金川容疑者について、
「最後まで勝ち残ったのは冷静に戦い抜いた○○さんと金川真大さんのお二人。特に金川さんは『○○全国大会』で優勝した○○さんを準決勝で接戦のに末破り、決勝にコマを進めただけにかなりの実力者」
(編注:○は固有名詞)
と書かれており、「実力派ゲーマー」であるとされている。記事には、長髪メガネ姿の金川容疑者の写真も掲載されており、典型的な「オタク」といった風貌だ。ただ、このサイトでは、2008年3月24日午後現在で金川容疑者に関連する記述と写真が削除されている。
インターネット上の掲示板「2ちゃんねる」でも、金川容疑者がゲーム大会で準優勝したことが話題になっており、ゲームと殺人の関連性について議論が交わされている。さらに、最近になって個人情報が不特定多数に知られるとして問題になったアマゾンの「ほしい物リスト」で、容疑者の名前で検索すると、ゲーム機器や漫画、オタク関連の書籍が「ほしい物リスト」にリストアップされていることが指摘されている。この「ほしい物リスト」が金川容疑者のものだったのかは今のところ特定できていないが、通り魔の容疑者が典型的な「ゲームオタク」だったことから、ネット上も騒然としている。