フジテレビ元アナウンサー政井マヤさんが、出産後初めて、テレビ番組の司会を務めた。放送は2008年3月15日。収録当日は生後5か月の娘を連れてきていて、番組途中で「授乳タイム」が取られるというちょっと変わった演出があった。そのいきさつが政井さんのブログに綴られている。
「番組中に、グルッと動いて逆子が直ってました」
ブログでは「授乳タイムをとらないといけない理由」が綴られている
政井さんが出産後初めてテレビ出演したのは、フジテレビ系「世界おもしろ珍メダル第5回バカデミービデオ大賞」。フジテレビアナウンサー時代からこの番組のメイン司会を務めていたため、育児中にもかかわらず、出演依頼が来たということだ。
番組の冒頭で、もう一人の司会者の今田耕司さんが「出産ごくろう様でした」と政井さんをねぎらった。前回出演した07年9月4日は、政井さんは臨月。その時お腹の中にいた子供が生まれ、同伴で収録現場にやってきた、というわけだ。同伴の理由は、政井さんの子供は哺乳瓶がダメで、母乳でないと受け付けないからなのだそうだ。政井さんは前回出演した臨月のとき、子供が逆子状態だったとし、
「それが、番組中に、グルッと動いて逆子が直ってました。ありがとうございました」
とビックリ発言をした。
そして番組が中盤にさしかかると、
「ここで政井ママ、授乳タイム」
となり、収録が中止され、出演者達は休憩に入った。司会者が、「授乳」のためにスタジオを出て行く姿が放送されるのは珍しい。