歌手の宇多田ヒカルさんがテレビのトーク番組で、「宇多田家の掟」は、祖父の代から「カネは天下の回り物。貯めるな。使え!」だと明かした。そういえば、ヒカルママ(藤圭子さん)は2006年にギャンブル用にと現金約42万ドル(当時約4900万円)を持ち運び、ニューヨーク・ケネディ国際空港で差し押さえられるという「過去」を持つが、子供のヒカルさんも結構な使いっぷりのようなのだ。
ヒカルママ「5年間で5億円は現金下ろした」
ブログでも「くま」が頻繁に登場する
宇多田さんが出演したのは2008年3月16日放送のフジテレビ系「新堂本兄弟」。数々の質問をマシンガンのように浴びせられ、こんな風に答えている。現在の自分のキャッチフレーズ「行き先不明の暴走トレイン」。生まれ変わったら「くまになりたい」。そして、宇多田家の独特な掟はお爺さんの代から「いい女を見かけたら声をかける」「金は天下の回り物だから、貯めるな。使っちゃえ!」なのだそうだ。
そういえばヒカルママは、06年10月に現金約42万ドルを所持し、その大きさに不審がられて、ニューヨークのケネディ国際空港で差し押さえられた。06年10月23日付け「日刊スポーツ」に、ヒカルママは「カジノの利用者が大金を持つのは当たり前」と話している。高級ホテルに数カ月連続で滞在、
「5年間で5億円は(銀行口座から)現金を下ろした」
と説明している。
「ティディベア」持ち運び専用バッグが200万円以上
番組ではそんな血を引く宇多田さんのカネの使いっぷりの一部を紹介。宇多田さんは、人間と同じくらい大きい「くま」(テディベア)を持っていて、それを抱えて東京表参道の「ルイ・ヴィトン」ショップを訪問。「くま」を飛行機で持ち運ぶためのバッグを特注したのだという。バックの値段は200万円以上もしたそうだ。
「メチャクチャ重くて、(空港まで運ぼうとしたが)全然動かないんですよ。今、うちでは『棺おけ』って呼んでますけど…」
結局、単なる物入れになっているというわけだ。
一方の家訓、「いい女を見かけたら声をかける」については具体的な話はなかった。司会の堂本光一さんが、歌番組で宇多田さんと共演したときに、
「いきなり話しかけられて驚いた。自分は、共演者から話しかけられることはまずない」
というエピソードを披露。宇多田さんは、「マジですか!?」と、堂本さんに話しかけたことは全く覚えていない、という表情をしながらも、
「こんどどっかで会ったら、積極的にお話しますよ。何を話したらいいかわからないけど」
と答えていた。