「たぶん1件1億円くらいの弁護料取るんですね」
2008年3月10日の地元紙サイパン・トリビューン(電子版)は、主任検事が、三浦容疑者がどうやってゲラゴス弁護士を雇うことができるのか不思議に思っていると報じている。この主任検事は同紙に対して、「今彼にはすでに4人の弁護士がいるんだよ!」と述べ、サイパンの高等裁判所で行われた審理を見る限り、自分の弁護士を雇う余裕はないはずと述べたという。
一方、国際弁護士の八代英輝弁護士は2008年3月9日放送のTBS系番組のなかで、
「カルフォルニアってだいたい15万人くらいの弁護士がいるんですよ。これくらい有名な事件だとほとんど無料でやりたい、それだけで自分の名前が上がるからっていう人が多いと思います。このマーク・ゲラゴス弁護士は、たぶん1件1億円くらいの弁護料取るんですね、否認事件だと。でもこの件に関しては、おそらくそんなに弁護料は・・・。実はその前の事件負けてますんで、汚名挽回みたいなところがあるんじゃないか」
と話している。有名事件であるがゆえに、ひょっとしたら弁護料が「タダ」に近い金額である可能性もあるのかもしれない。