「作者がんばれって応援したくなる」「読んでて目頭が熱くなる」
こうした藪内氏の対応について、ネット上では大きな話題になっている。
はてなブックマークでは400件以上のブックマークがつき、
「作品の好き嫌いはともかく、作者の丁寧な態度、対応をネット民は見習うべきだ」
「これはすごい。藪内さんの適切な対応と真摯な姿勢に感動した」
「自分にはこんな冷静な対応は出来ない、藪内氏の立場を想像するだけでキーボード打つ手が震えてきた」
「作者がんばれって応援したくなる」
「読んでて目頭が熱くなる・・・」
「作家のクレームに対する返事:真摯なコメントで泣けてくる」
と藪内氏の対応を評価する意見が相次いでいる。
また、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「mixi(ミクシィ)」で「マスコット白紙撤回」を求めているコミュニティでも、この対応を評価するコメントがちらほら出てきた。
平城遷都1300年祭事業協会の杉田憲英総務部長はJ-CASTニュースに対し、「本来は我々が矢面に立つべきで、取材対応などはこちらがしたいと提案したが、藪内さんは自分で伝えたいとテレビやメールにも対応していただいた」と打ち明ける。
「このキャラクターについてのご批判は甘んじて受けたいと思いますが、作者に対する誹謗中傷があるのは残念に思っています。(藪内氏の対応で)ネット上の心ある方に思いが伝わったのは良かったことだと思っています」
同協会では、「好みにあわないという批判は受け止めたい」としながらも、7000件を超える「愛称」の応募について「非常に重く受け止めている」として、マスコットキャラクターに対しての理解を求めたいとの考えだ。