投信の世界でも日本株離れは鮮明に

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投資家のジャパン・パッシングがじわじわ広がる

   実際、最近の日本株の株価低迷は世界の株価に比べても著しい。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がまとめた2007年の世界52カ国・地域の主要株価の騰落率調査によると、日本は6.6%減で下から2番目の51位だった。最下位はアイルランド(19.6%減)だった。これに対 し、インドは3位(79.0%増)、ブラジルは4位(74.6%増)、中国は6位(66.9%増)と新興国が軒並み上位に位置づけている。

   一方、公募投信全体に占める外貨建ての割合は2003年には22%、04年には30%と、数年前までは2~3割で推移していたが、この1~2年で急増。2007年は実に46%と半分に近づく高水準になっている。投資家が日本市場を通り過ぎる「ジャパン・パッシング(素通り)」がじわじわ広がっているようにも見える。

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