「仏像ではないというPRが足りなかったのかも」
その一方で、批判的な意見も同日までに500件ほど寄せられ、「仏様をキャラクター化して角を付けるのは不適切ではないか」「自分の好みに合わない」「(彦根市のマスコットキャラクターである)『ひこにゃん』の方がかわいい」といった内容のものが多いという。
同協会の杉田憲英総務部長はJ-CASTニュースに対し、
「(マスコットは)仏像ではなく、童子をキャラクター化したもので、それに奈良の守り神である鹿の角をつけたもの。仏像ではないというPRが足りなかったのかもしれません」
と説明。また「かわいくない」といった指摘については、「真摯に受け止め、より親しみやすくなるように工夫したい」と話している。
しかし、批判的な意見がある一方で、名前の公募に4000件もの応募があったことについて確かな手ごたえを感じているようで、
「(4000件の応募で)一定の評価をしてもらったと思っている。反対意見はしっかり受け止めたいと思うが、(キャラクターの)変更はない」
として、このキャラクターでイベントを盛り上げたい意向だ。