ネイルサロンが客引きで「まつ毛エクステ」の看板
こうした店舗が増えていった背景には、免許がなくても施術者になれるため、ヘアサロンやネイルサロンなどが、「客引き」を狙いに看板を掲げるようになったこと。さらに、まつ毛パーマ、アートメイク、脱毛が、医師法、薬事法に該当する業種になり、廃業した業者が流れてきたためではないか、と、富島会長はいう。つまり、「専門」外の業者が増えたからだそうだ。同協会では今後、技能検定試験やセミナーの回数を増やし、業界全体の技術・知識の底上げを図る計画のようだ。また、
「小動物を店で飼っているような店舗や、他業種と併設している店は避けたほうがいいのでは」
と富島会長はアドバイスしている。