3人乗り容認を求めて徹底抗戦する
NPO団体「OTA子育て支援ネットふぼれん」(東京都大田区)は、3人乗りの禁止について「断固反対!」の立場で、その趣旨を会員250人にメールで伝えた。菅野司事務局長はJ-CASTニュースの取材に対し、子育てをしたことがない、自転車に乗っていない人が作った法律に思えてならないと見る。
「保育園に子供を預けるお母さん達は平均3人の子供を生んでいる。都内は車での送り迎えが原則禁止のため、3人乗りになってしまうのが普通。これでは、まるで2人目の子供を作るな、と言っているようなもの。危険なのは子供を自転車に乗せたまま親がその場を離れることで、それに気を付ければ3人乗りは危険だとは言えない」
3人乗り容認を求めて徹底抗戦するつもりなのだという。
警察庁には3人乗りの禁止について多くの問い合わせが来ている。ただ、考えを変えるつもりはないようだ。
「子供を一人家に残していけばいいのか、などと様々な意見が来ています。でも、3人乗りは元々違反行為ですからね。『3人乗り、4人乗りをしている親がいて危ない』という市民の声もありますからね」