手足が生えた「ケータイロボット」 高校生と協力して悪に立ち向かう

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   テレビ東京は2008年2月27日、新年度から始まるドラマ「ケータイ捜査官7(セブン)」の制作記者発表会を都内のホテルで開いた。

左から三池崇史監督、島谷ひとみさん、「フォンブレイバー」を手にした窪田正孝さん
左から三池崇史監督、島谷ひとみさん、「フォンブレイバー」を手にした窪田正孝さん

   作品では、自らの手足で動き回る携帯電話「バディケータイ『フォンブレイバー』」が、番組主人公の高校生「ケイタ」と協力して悪に立ち向かう。「情報化社会における人間とネットワークのあり方」をテーマに、VFX(Visual Effects、CGなどによる映像合成技術の総称)を多用している。「フォンブレイバー」は主人公を叱咤激励するなど、大きな役割を果たす。

   主題歌を担当した歌手の島谷ひとみさんも登場し、

「ケータイがロボットに変身する時代なんだなぁ、と驚いています。作品の勢いを表せるような歌を歌っていければと思っています」

と、作品への期待を寄せていた。

ソフトバンクは「フォンブレイバー」型の携帯発売

「フォンブレイバー」型の携帯電話も発売される
「フォンブレイバー」型の携帯電話も発売される

   あわせて、ソフトバンクモバイルからは「フォンブレイバー」型の携帯電話「フォンブレイバー SoftBank 815T PB」(東芝製)が4月下旬以降に発売されることも発表され、バンダイからは、「フォンブレイバー」の玩具が発売されることも明らかになった。会見に登場したバンダイの担当者は「数万台は販売したい」と意気込んでいた。

   番組は、テレビ東京系の全国6局で08年4月2日に放送が始まる。従来は、番組が放送される「水曜日午後7時」の枠は、アニメが放送されており、テレビ東京によると、この枠を連続もの自社ドラマに振り替えるのは約20年ぶり。監督は、映画「着信アリ」などの作品で知られる三池崇史氏が担当し、主演は俳優の窪田正孝さん。

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