中国製「毒ギョウザ」事件 中国で広がる「日本の陰謀説」

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「餃子事件は日本の右派かアメリカの計画的陰謀」

   中国国内の報道では、「農薬と食品問題の裏に日本の戦略上の問題が隠されているのでは」といった陰謀説も出始め、ネット上の掲示板では、

「今度の餃子事件は日本の右派それともアメリカの力を借りて、計画的な陰謀ではないのか」
「中国人は馬鹿ではない。自分の食品の中に毒を入れるなんて、馬鹿すぎるのではないのか」
「中国政府を信じてます。日本人はどこまでもひどいことができる」
「オム真理教のことはまだ覚えてる?日本人は自分自身で毒を作ってるんだよ」

と書き込まれており、毒物混入は日本で行われたとの見方が中国国内の世論で強まっている。

   さらに、動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」では、「毒入りギョウザ」を報じる日本の放送をまとめた動画が多数投稿されているが、そこでは中国人ユーザーと思われる人が、

「今に、毒の源泉は日本側だったという調査結果が出るさ。日本(Jap)政府は中国に謝罪すべきだ」
「徳島県知事が記者会見で『毒物混入の原因は店舗内だった』と言ったじゃないか」

などと書き込んでいる。

   なお、警察庁が中国国内で混入されたとの見解を示したことについて、中国外務省の劉建超報道局長は2008年2月21に「現段階で推測や不完全な証拠に基づいた判断は責任ある態度ではない」と述べ、日本側を批判している。

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