ゲームセンターから人気ゲームが続々と生まれる?
大幅な店舗の閉鎖を発表したセガやナムコにしても、J-CASTニュースが取材すると、いずれもゲームセンター事業の縮小ではなく、あくまで今後の拡大を目指しての「てこ入れ」であることを強調する。ナムコ広報はJ-CASTニュースの取材に対し、
「例えば、利益の少ないプライズゲームが増えすぎて、収益バランスが悪くなっている店舗もあるわけです。そういうところにゲームに馴染みの無い人でも楽しめるビデオゲームなどを投入する。そんな転換期が来ているんです」
と話した。
そういうことならば、ゲームセンターが再び注目の的になる可能性が高くなっているわけだ。90年代、「プレイステーション」が登場した頃は、ゲームセンターに新作を出して人気が出れば家庭用ゲームに移植する、という戦略が取られた。今後、またゲームセンター発の人気ゲームが続々と生まれる可能性が出てきたのかもしれない。