宮崎と都城では「方言」に違いがある
数年間宮崎県に新聞記者として駐在していたという、あるジャーナリストに話を聞いてみても、
「宮崎と都城とは江戸時代には藩が異なっていたこともあり、現在でも『方言』に違いが見受けられます。都城の言い回しについて『宮崎市内ではそうは言わない』というケースがあっても不思議ではありません」
と、同様の見方だ。なお、「どんげか」というキーワードで検索すると、この話題に触れているブログも多く、「『どげんか』は鹿児島寄りの言葉」といった意見も少なくない。さらに言えば、「どげんか」という言葉は、北部九州でも一般的だ。
前出の県庁担当者によると、
「宮崎県では交通インフラの整備が遅れていて、『カネがなくなったから整備はおしまい』というのでは困ります。道路整備は、東国原知事に限らず、歴代知事の悲願です」
とのことで、宮崎県にとって、道路網の整備は、かなり「どげんかせんといかん」ことなのらしい。