高機能の新型を選ぶか、「投売り」の「旧式」を選ぶか
IT産業ビジネス情報サイト「WebBCN」の「WebBCNランキング」道越一郎編集長はJ-CASTニュースに対し、液晶テレビの価格は06年のサッカーワールドカップを境に一気に下がったものの、ここ1年は10%程度の値下がり(30V型~40V型未満の07年1月平均価格は14万8000円に対し、07年12月は同13万2千円)に落ち着いてきているのだという。そして、
「これからある程度の値下がりはあるものの、しばらく価格は安定するのではないか」
と予想している。理由は、フルハイビジョン、倍速、リンクなどの機能搭載が一般的になることと、薄型化がさらに進むと製造コストがアップするためだという。一方で、こうした機能が付いていない「旧式」液晶テレビの「投げ売りのような破格値」のものが、時々出るようになったのだという。
「高機能の新商品を買うか、『旧式』でも安い方を選ぶかは、それぞれの好みの問題ですね」
と話している。