NTTドコモは1月にグーグルと業務提携
日本では、auが06年7月からすでに「EZweb」にグーグルの検索窓を設置。
ソフトバンクモバイルは、「ボーダフォン」のブランド変更以来、携帯電話でのソフトバンクグループのサービスとの融合を目指しており、「ヤフーボタン」なるものを押すだけで、ヤフーのトップ画面に移る設計を採用している。
最大手のNTTドコモは2008年1月24日にグーグルと業務提携すると発表。08年春をめどに、同社の通信サービス「iモード」のトップ画面にはグーグルの検索窓が採用されるほか、グーグルが展開する「Gmail」「YouTube」を「iモード」に対応させるなど、グーグルと「iモード」を融合させたサービスを展開する。さらに、グーグルが開発している携帯電話向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した商品も発売する方針だ。
グーグルは2008年後半にも「アンドロイド」搭載の携帯電話を市場に投入する予定で、国内外で携帯電話によるインターネット市場が本格的に過熱しそうだ。