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「ネットが問題を大きくした」との論調も

   直接の被害者が特定されているわけでもないのに、失言騒ぎがこれほど深刻化したのはなぜか。

   この点について、一部メディアからは、ネットが問題を大きくしたとする論調が現れた。東京新聞は、2月8日付記事で、「倖田来未の不適切発言 ネット介し問題大きく」などという見出しで報じた。そこでは、ネットニュースが最初に失言を取り上げ、放送を聴かずにネット掲示板で知った人たちがラジオ局に苦情を寄せることで騒ぎが広がったと紹介。「騒動を機に、発言に慎重になる、言葉狩りのような方向に行くのを恐れている」との放送作家のコメントを伝えた。

   また、テクニカルライターの佐藤信正さんは、日経トレンディネットの12日付署名記事で、J-CASTニュースが最初に失言を取り上げるなどして大問題に発展したとして、「倖田を擁護することはとうていできないが、うがった見方をすれば、アンチ倖田派(?)のネットユーザーがバッシングの材料を『2ちゃんねる』にばら撒き、マスメディアがそれに乗せられたようにも見える」などと、ネットメディア批判ともとれる論陣を張った。

   一方で、こうしたネットやネットメディアに批判的な見方への反発も広がっている。東京新聞の記事については、2ちゃんねるで「マスコミ、ネット世論批判」とのスレッドがいくつも立って、一時祭り状態になった。

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