「朝カレー」で脳が活性化 受験生の味方になる!?

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イチローも実践していた「朝カレー」

カレーの中にはたくさんのスパイスが含まれている。
カレーの中にはたくさんのスパイスが含まれている。

   カレーに頭を活発にする効果があるとして、受験生はどのように食べたらいいのだろうか? 丁医師はこうアドバイスする。

「私が薦めたいのは、味噌汁のように、朝食としてカレーを食べることです。受験生は夜遅くまで勉強するから、どうしても夜型の生活パターンになりがち。でも、本番の試験は朝早くから始まるのですから、朝から頭がフルに動くようにしないといけない。そのための『スイッチの切り替え』に、カレーが役に立つのです」

   カレーのスパイスは、脳や体の交感神経を刺激して、人間を「やる気モード」にする。カレーを朝食べることで体内のスイッチをオンに切り替え、生活にメリハリをつけるというわけだ。それだけではない。

「カレーのスパイスには体の抵抗力を高める作用があるので、風邪をひきにくくなるという面もあります。野菜がたっぷり入ったカレーを毎朝食べれば、栄養的にもバランスをとることができますしね」

   このように丁医師は、受験生に「朝カレー」を薦めるが、それを実践しているスポーツ選手がいる。メジャーリーグで活躍するイチロー選手だ。イチロー選手は朝食と昼食を兼ね、毎日カレーライスを食べているという。メジャーに移籍してから7年間ずっと続く習慣。イチロー選手のパワーの源がカレーだったとしても不思議はない。

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