プラチナ28年ぶりの高値 価格高騰が止まらない

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プラチナ高騰、南アで生産が一部停止

   プラチナ価格は1月29日に6345円をつけた。28年ぶりの高値だが、「1980年ごろは円安だったですからね。ドル建てベースでは史上最高値です」(前出の貴金属商)という。

   プラチナ価格は、金よりも高騰する気配がある。プラチナの供給量で世界の70%超を占める南アフリカで1月25日、洪水の発生によって鉱山生産が一時ストップしてしまったからだ。南アでの金の供給量は10%ほどだから、むしろ限定的。1月25日のプラチナ価格は194円上昇して5918円、その翌営業日の28日には205円上昇して6123円。そして29日にはさらに222円も急上昇した。

   貴金属商は、「鉱山生産が止まった日には、瞬間的に80~90ドルも上昇。中期的にみれば金も上昇基調にありますが、需給面からいえばプラチナのほうが上昇するのではないでしょうか」と話している。

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