RAG FAIRメンバー2ちゃん批判 麻生太郎は「迎合政治家」

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   2002年のNHK紅白歌合戦に出場した男性6人組アカペラバンド「RAG FAIR」のメンバーが、ブログの日記で2ちゃんねるとその管理人の西村博之さん(31)を批判している。漫才コンビ「キングコング」の西野亮廣さん(27)の2ちゃんねらー批判に続いた形で、ねらーを自認した麻生太郎自民党元幹事長まで叩いている。

2ちゃんねる管理人の西村博之さんも批判

「2ちゃん迎合」と批判された麻生太郎自民党元幹事長
「2ちゃん迎合」と批判された麻生太郎自民党元幹事長

   埼玉大のアカペラサークルを母体に結成された「RAG FAIR」は、2001年にメジャーデビュー。翌年に同時発売した「恋のマイレージ」などシングル2枚が、オリコン週間チャート初登場で1、2位を独占して話題になり、この年の紅白にも出場を果たした。08年はシングルを発売したほか、3月までにアルバム発売、全国ツアーも予定している。

   今回、2ちゃんねる批判を展開したのは、ボーカル・パーカッションパートの奥村政佳さん(29)。ブログ「おっくんの『HAPPY☆LUCKYの見つけかた』」の08年1月22日付日記で、「2ちゃんねるを僕が支持しない理由」を管理人の西村博之さんを批判しながらつづった。まず、西村さんが、2ちゃんでの誹謗中傷などから訴訟を起こされて敗訴し、多額の賠償金支払いを命じながら、ほとんど応じようとしないことを報じた読売新聞の記事を紹介。そして、次のように西村さんへの疑問をぶつけた。

「もちろん、自由、かつ新しいインターネットは、素晴らしい世界の可能性を広げてくれました。しかし、その自由であることを抜け道として匿名、かつの言葉のリンチを見てみぬふりをしていた彼(それは沢山の人が見に来る→つまり直接、間接の収入が増えるから"まつり"は多ければ多いほどいいのでしょう)に傷つけられている被害者はそのまま泣き寝入り、それでいいのでしょうか?」

   奥村さんは、さらに、「彼は巨大サイトを運営する権利を振りかざし、行使し、そこに伴う責任をあざ笑っているように思えます。これを倫理の欠如と言わずして、なんというのでしょう?」とも指弾した。

   そのうえで、「掲示板は訪問者数によるネットの広告が収入源になっており(直接収入だけでなく、間接的な価値も含め)積極的に2ちゃんを支持することは、間接的に彼を支持することなのです」として、2ちゃんを利用しないよう暗に呼び掛けた。奥村さんは、「僕のアンチ2ちゃんは、不買運動に近いもの」としている。

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